2018年10月30日火曜日

メンテナンス。



先週の発表会が終わったことでちょっとひと段落した感があり


この一週間ほどは楽しみにしていたメンテナンスウィークでした。


なんのメンテナンスかというと


色々あるけれど、まずは車です。


そう、愛車のミニちゃん。


点火プラグを磨き、減ったオイルを適正量まで足してあげます。





これはいつもの作業なのだが


ボンネットを開いて作業しようと

つっかえ棒を立てようとしたら


棒が取れた


これ


取れるの?


と同時に


細かい部品がカンカラカーンと

エンジンルームの奥へと落ちていった。


、、、


気を取り直して、つっかえ棒を取り付けていると

なんとかつっかえてくれそうな感じなので


良しとしよう。


奈落の底へ落ちていった部品が足りないけれど


まあいいか。


油まみれの手は洗剤で洗っても爪の中まで真っ黒なのだが




工場でアルバイトした時に使ったピンク色の粉石鹸なら

油汚れが取れるのかな?


あとは

細かい部品が飛んでいきそうで怖くて洗車機に入れられないから

いつもの手洗い洗車をして完了でございます。



車に続いてお次はキャンプ道具。





といっても今回は主に刃物。





薪割り用の手斧とサバイバルナイフ。

ナイフも薪の小割を作るのにバトニングするのだが

ナラの木とか硬い木のフシに引っかかって少し刃こぼれしてしまったのだ。


まずは写真左上のクリーニングスプレーで木のヤニなどの汚れを落とし

#1000で荒研ぎをして刃こぼれを整えてから

#3000の砥石でしっかり研いでいく。


その後#6000の仕上げ砥石でキレイにしたら

最終仕上げに画像中央の革砥に#6000と#12000の

コンパウンドを塗って研ぐ。





キラーン


そして斧。

斧はナイフほど鋭くしないでいいけど




キラーン


最後にサビ予防の油を塗って完成。

僕が使ってるのは椿油だけど、亜麻仁油でもいいらしい。


研ぎ終えたナイフの切れ味を

余った先日の発表会のプログラムで試す(笑)




すぱーっ


復活しました。


そしてそして




トランギアのメスティンのバリ取り。

これは飯盒としてご飯を炊いたりその他にも色々な料理に活用できるアイテムで

シンプルだけどうまく調理できて重宝するのだ。

そんなメスティンだけど

買ったままだと、さすが海外の仕事というか

簡単に手を切ってしまうくらいにバリが残っています。


使ったのは#400の紙ヤスリと#1000の耐水のヤスリのみ


先日のキャンプではバリ取りせずに手を切らないか

ビクビクしながらそーっと使っていたもので

これでやっと安心して使えます。





メスティンは手袋して作業したけど

刃物研ぎは素手なもので

お陰様で両手の親指の指紋が無くなり

赤くなって血が滲み、とっても痛い上に車のエンジンオイルで

真っ黒になってしまいました。


これは


本当にギタリストの手か?


というくらいボロボロであります。





とても満足。




そうそう


もう一つありました


メンテナンス。


靴下とか服の毛玉が気になっていたもので




買いました。


ピンク色(笑)


以前、セーターとかの毛玉をどうしたものかと思い

ネットで調べたら、「カミソリで取るべし」とあったので

やってみたら確かに取れたけれど、下手なのか生地まで痛んでしまい、、、


今回これを使ってみましたが



めちゃいいです。



キレイに取れるのはもちろん


その音


その感触


ジジ


ジジジジ


最高に心地よいです


ブッダは菩提樹の下で悟りをひらいたといいますが

もし今の時代に悟りをひらくなら


「毛玉とるとる」


ブッダにもオススメしたいところです。


ほら

この振動


ジジ


ジジジジ


いいでしょう?


って。




2018年10月23日火曜日

behind scene


土曜日


心斎橋のレッスンの帰りに梅田でちょっとお買い物。

その後

翌日の発表会の準備もあり早く帰らないととLucuaを歩いていたら


んん?




おとこプリン?




確かに、男前な値段、、、


そして



下のプリンはジャニーズ級の男前、な値段。


プリンってこんなに高いの???


ぷ、プッチンプリンとどう違うのかな、、、


とか考えてたら

キレイな販売員のお姉さんが

「いかがですかー♪」って

キラッキラの笑顔で言うものですから

全く買う気なかったのに


さ、3個ください、、、


すると間髪入れずに


キラキラ「4個でお得な値段なんですよー♪」キラキラ


(よ、4個はいらな、、、)


へー(おいおい)

じゃあ(どうした僕の口よ、、、)

4個ください(そんなに要らんやろマイマウス、、、)





JRのホームで新快速を待っている時から

小一時間電車に揺られる間も


だいたい泣きながら帰ってきました。


高い、、、


プリン、、、


キラキラガールめ、、、


キラキラガールのキラキラプリン(勝手に改名)

のお陰かどうかは知らないが

昨日の発表会は、とてもゆったりとした空気の中で

みなさん穏やかな優しい音で演奏されていたのが印象的でした。



控え室より。


なんだか、発表会の時っていつも写真を撮るのを忘れています。


次回以降は誰かくださいな


さて

先日YouTubeにアップしました動画の背景というか裏話を。


9月の初めに大切な友人が脳梗塞で倒れました

僕に連絡が来たのは9月中頃です。

何かおかしいと思っていたところだったので


やっぱり、、、。



本人から連絡が来たくらいなので、体は大丈夫

だけど

喋れなくなったそう。


本人は意外と繊細でプライドが高いので

喋れないというのが恥ずかしいらしく隠しているらしい


現在もリハビリで入院中。


虫みたいにちょこちょこ動く人で

周りからは、一生分もう喋ったからいいじゃない、とか言われてるらしい


まあとにかく

そんな友人に曲を送ろうとした模様です

僕の曲は、あの人が歌って演奏できるように

言葉が出なくても歌えるようにあえて歌詞をつけず

簡単なコードで弾ける曲にしました。


結果的にとても楽しい時間を過ごす事も出来た

その辺も観ていただけたらと思います。

https://youtu.be/S9H7CiX-52Y


2018年10月16日火曜日

数え唄。



ひんやりした風とともに

秋を楽しむ間もなく一気に冬になってしまいそうな


ある日の京都駅。


お店は数あれど、ちょうどお昼時ということもあり

昼ごはん難民になってしまった。


ふらふら彷徨ってやっと入れそうなところを発見





店先で食券を買ってから入るスタイルだが立ち食いではない




物の鶏卵カレーうどんにしてみた


名物のうどん


それは


胃がビックリするカレーうどんであった。



胃がビックリするとどうなるかと言うと

箸がすすまなくなる

美味しいのでもっと食べたいとは思うけれど


箸が止まる。


鶏卵うどんの時点でかなりのアツアツ

さらに舌を刺す系のカレー味


見た目とは裏腹にかなり刺激的なお味なので


「ツンデレうどん」

と名付けた。


なんとか堪えてうどんを啜りたくもなるのだけれど

如何せん、カレーうどんは飛び散ってしまうので

汚さないようにそーっと食べる。



そこへ

隣の席に座ったボサボサ頭のおじさん

なりふり構わず汗だくでにカレーを食べる。


ジャージの短パンにカレーの汁がポタポタ

顔から汗がポタポタ

決して美しくはないけれど


でも


ウマそうに食べていた。


うどんというのはある種の勢いが必要なのだ


それは、すするための勢いだけれど

カレーうどんになると、さらに勢いが必要なのです


まるで

冷めたらうどんが爆発するかのような危機感を持って

貪るように食らいつく


そう


そうだ


それがカレーうどんなんだ、、、!!!




まだふた口しか食べてない僕は


完食できるのだろうか


ええ?!

あの山の頂上まで登るんですか?

歩いても歩いても、いつまでも近づいて来ないんですけど、、、

っていうくらい大きな山に挑んでいるようだ。



そんなことを考えていたら汗だくおじさんとは反対側の席に

女性が座った。


こちらは鶏卵カレーうどんと


生ビール。


ああ、、、

お姉さん、それ辛いよ〜

と言ってあげたかったけれど


まず生ビールを流し込んでから

ズルズルとカレーうどんを啜り出した


なるほど。


実に男前だ

カッコいい

そういうのもアリなのか


カレーうどんと生ビール



姉さん、粋だねぇ



感心してもう一口うどんを啜って

胃がビックリして、休憩して


僕が五口目を食べる頃には、後から来たボサボサおじさんと

ビールうどん姉さんもいなくなっていた


みんな


早いねえ。


そういえば

このお店はつい最近まで無かった気がするから


わりと新しいのだろうけれど

これから沢山の人がカレーをこぼし

汗をかいて、たまに僕みたいに胃がビックリして

店を出てゆくのだろう


何年も何年も

何人も何人も

そしていつかはこの店も違う何かに変わるのだろう


あの日あの店で

僕の両隣に座った二人のことなんて

誰も思い出さない

店員ですらも、思い出さない


僕の胃がビックリしてたことなんて

当然、誰も知らない

給食を食べ終わらない子供のように

いつまでもチミチミ食べていた変な客のことであっても

店員ですら思い出さない。


なんだか切ないねぇ〜


カレーうどんは涙脆くなるからいけねぇ



どうして江戸っ子?


鶏卵が入ったカレーうどんは

人を江戸っ子にするんだよ。

2018年10月9日火曜日

直感の若者たち。



ピーンときたもの

理屈抜きにこれは面白いと思えること


本能とも言うのか、自分の中のそういうものに

素直でいるべきだと考えている。


それでうまくいったと感じられたり、嫌な後味を残さないから。


だけど


失敗したと感じることもあるし、それが嫌な後味を残す時だってある


結局は

直感に従って行動してもしなくても、うまくいくし、失敗もする。


直感のスランプ、みたいなこともある。


裏目裏目にでるようなこと


それが続くと、自分の直感を疑うようになる。


慎重になり、考えて考えて、それでも失敗したりする

失敗しなくても、考えているうちに日が暮れて何もしないで終わったりする。


大怪我はしないけれど、それはそれで悶々としたものが残り

スッキリしないのでまた落ち込む


しかし


直感が外れるというのは、悪いことばかりではないと最近思う。


例えば

昨日はびわ湖におひとりさまキャンプに行ったのだけれど

行くまでは数日前からワクワクしていたのに

いざ当日になり、さあ出発という段階になって体が重くなってしまった。


今回のキャンプは二つの懸念材料があった。


一つ目は

日曜日で人が多そう。


人が多いところでのキャンプは苦手なのでいつも平日を狙っているけれど

この日を逃すとしばらく行けそうになかった。


二つ目は

雨上がりでぬかるんでそう。



出かける段階で、そういうネガティブなものが大きくなり


その前の日にした、掛けちゃんや志保さんとのレコーディングが面白かったので

その編集を早くすすめたい欲求が大きくなっていたのもある。


それであれこれ悩み、いざ出発したのだけれど

最初の目的地へ着くと(びわ湖にはいくつも泊まれる場所がある)


駐車場に車が停められないほどの賑わい

少し待つと空いたので、気乗りしないまま車を停めて

とりあえずどんな具合か散策してみることにした。


すると

若者の団体がいくつもあり


世の中にはこんなに若者がいたのか、、、!


と思ったほどである。


草も生い茂り、ここではとてもテントを張れないと断念


車に戻って考える。


もう日暮れも近くなってきたけれど

場所を移すか、ここまで準備したけど

やっぱり帰るか。


それで

もう一箇所だけ様子を見に行こうと車を走らせた。


そちらの方が人気のある場所なんだけど

着いてみると思ってたよりは人が少なそうだ。


草も刈られている


それでも車は満車に近く、平日の状況とのギャップには驚いた。


日もだいぶん傾いてきたし、キャンプするなら設営を急がないといけないけど


とりあえず散策、、、


すると


草はらには水溜りがあったり、良さそうな場所はすでにテントが張られていたり

しばらく歩いて回って、日も暮れるしやっぱり帰ろうかなと思い出した。


薄暗くなってきたそんな時


これからテントの設営場所を探すぞ、というような

沢山の荷物を持って歩いてくる二人の若者とすれ違った。


二人はとても楽しそうだった


初めて来たようでどこに設営するべきか、あちこち歩いている姿を見て


ああ


僕もキャンプをしようと思えた。


いざ決心すると、真っ暗になる前にテント張ったり、薪を割ったり、火を起こしたり

色々やることがあるので、考えてる暇もなく一心不乱になれるのです


そしてその時間が

思いの外、楽しかった。


不安やあれこれのネガティブなことが全部吹き飛んで

じっくりと楽しむことができました


キャンプで試したかったこと、前回ダッチオーブンでの燻製作りに失敗したので

そのリベンジ、全てがうまくいって、試しに買ったワインも美味しく


星がとても綺麗だった。


やはり家族連れや若者の団体ばかりなのは苦手だけれどちょっと寂しい。

でも

ひとりってやっぱり気軽だし、僕はボーッとできるソロキャンプが向いている

とあらためて気付いた。


そして今朝は、とても良い朝


そう


グッドモーニングです。





あれこれ悩み、それでいて失敗を恐れ、自分の直感を疑っていたけれど


こうやって良い方向に外れる、ということが最近多い。


本当にギリギリまで気乗りしなかったことでも

ほんの1秒で変わるのだ。


実は直感は鈍ってなくて、後から考えることが余計な脂肪になっているのかな


とにかく


はっきり結論は出ないけれど


なんとなく良い波が来てるようなので

なんとなくそれに乗ってみようかなと

なんとなくそう思っています。

2018年10月2日火曜日

売れ残り。


昨日の台風は、大変だった先の21号に比べると

拍子抜けするくらいに何事も無く過ぎ去って行きました


我が家は被害もなく通過してくれたけれど

各地で大きな爪痕を残しているので

そんな手放しで喜ぶことではない。


けれど

前日から台風に備えて食料を蓄え

湯船に水を張り車のガソリンは満タン


当日は

お仕事はお休み

早めにジムに行き引き籠り


の割には、、、


いや


何事も無くて良かったのだけれど


準備した割には、、、、


それほど大した事ないなら、、、


という言葉がぐるぐる渦巻いた下半期の初日。





買い込んだ彦根梨チューハイでも飲みながら、この夏に書けなかった残り物を

ザザーっと記していこうと思います。




このチューハイ

前に飲んだ時と味が違う気がする

気になる苦味が、、、

前はもっと澄んだ味だった気がするけれど。


さて


残り物の第一弾




ここはどこでしょう


西梅田の地下、僕の憩いのオアシスでレッスン前に寄ることが多いのだけど

困ったことにこの辺りでトイレがなかなか見当たりません。


お?




す、すぐ近くにあるではないか、、、


しかし




どこだ?





んん?





よく見たら一つ前の写真には小さいトイレの表示がありますが


ちょうど階段があり角度的に非常にわかりにくいです。


だから

この西梅田の地下でざざっと見渡してもどこにもトイレが発見できない。


一度、ヒルトンホテルにトイレ借りに行きましたが

こちらのトイレも結局辿り着けなくて引き返して来ました。


ホテルはさておき、地下のトイレはもうちょっとわかりやすくして欲しいなぁ。


さて


二個目の売れ残りは


愛車のミニでイオンへ行ったら


かわいいミニを発見


そういう場合、空いてたら隣に停めます




かわいい


二台並ぶとまたかわいい


手前が僕のMk-III仕様のミニです。

奥のは完全にMk-1仕様でドアヒンジ、初期型のスライド窓

デッドストックのBMCのステッカーなど、かなりのこだわりです


いーなー。


ちなみに写真は撮ってないけれど

この時、前にはビートルが停まってました。


古い車って、古い車を見つけたら近寄りたくなるものなんです


きっと。



犬の散歩で、他のお散歩ワンちゃんと遭遇した時みたいに





たまに吠えるときもあるけれど


その辺も似ている気がする。


相性なのかな、、、


そして

売れ残り、もっとあると思ったら二つしかなかった、、、

でもたまにこうやって売れ残りを処分していきたいと思います。


さてさて今月は秋の発表会もあったりして忙しいですが

何事も丁寧に、そして楽しんでいきたいと思います。