2017年10月31日火曜日

静かな気持ち


ジムの帰り


ふと道路の温度計を見ると


9℃


家に着くと歯磨きをします


先日歯医者さんへ定期検診に行ったら


歯周病が進んでいます


5年、もちません。このままでは。



えーーーーーー!!!!


入れ歯?!


えーーーーーー!!!!


ということで


なんと歯の余命宣告をされてしまい

歯間ブラシ、デンタルフロスまで入念にやっています

それで

洗面所にいる時間が長くなったものですから

携帯で音楽を流しながら気を紛らせているわけです。


これが結構新鮮で、面倒なことも軽い気持ちで終わらせられます


音楽ってすごい。


今までお風呂で防水スピーカーとかの必要性を全く感じなかったけれど

ちょっと音楽が流れるだけで、なんというか、楽しみに変わるんですよね。


普段は無音のところ


玄関とか

トイレとか

それぞれの場所で音楽が流れているのって面白いかも。


かといって

あちこちにスピーカーを置くのもどうかと思うので

とりあえずは

家の中で移動するときも携帯で音楽流しながら移動してみようかな。


さて

昨日は二週連続の岡中荘のライブでした


なかなか昭和でしょ(笑)

これで岡中荘はひとまずおやすみ。

終わってからユキナさんと話ししていたんだけれど

いつもより少し長めに演奏したのにもかかわらず

まだ余力があるというか

体が軽いんですよね

不思議だねって言ってました。

そして

とっても落ち着いていました。


波ひとつない穏やかな海のように?


いや


喜びも、悲しみも、、、つまり感情が欠落したような


心にぽっかり穴が空いている?


空気がスースー通るから体が軽く感じたのかな

だけど

痛みも全くないのです。


そして

頭の中は冴えわたっています


なんなんだろうと考えていたけれど



ふと気付きました



一人になったんだ。



繋がりというものが、一時的にではあるけれど

ふうっと

ひとつ消えたのです

音もなく。


でも

こういう感覚、感触は味わったことがあって


それは海外に一人で出た時。


きっと


小さかったひな鳥が巣立つ時

親に別れを告げるときも

同じような気持ちではないか


それは、祭りでもなければ悲しみの別れでもない。

ただただ、自分の道を進んで行くということ

自分の力で生き抜くということ


ただ前を向いてまっすぐに。

それ以上でもそれ以下でもない。


誰も守ってくれない海外に出るとそれを嫌でも感じるのだ


そしてその状況を、体の芯にある動物的本能は間違いなく


喜んでいる。


枯れ果てた大地に恵みの雨が降るように。



静かに燃えるギラギラしたものを感じるとき

人間もやはり動物なんだなと思うのです。


0 件のコメント:

コメントを投稿