2017年8月22日火曜日

夏の午後


隔週ではあるけれど

月曜日が命がけな岡部です。


僕のミニはクーラーがついてないうえに

レース仕様のやんちゃ君なもので

エンジンからの熱気も加わり車内は外気温より高くなります、、、

扇風機の風も熱い熱い。


夏の昼間なんぞは水温計から目が離せず

オーバーヒートと戦いながら車も人も必死なのです


まさに命がけ。


そんなわけで10分が車も人も限界だと思っていて

だいたい駅までとか、近所に限定しています。

だけど、月曜日は朝から守山、そこから大津へ移動するという

壮大なアドベンチャーが待ち受けているのです。


信号待ちとか


本当に危険(笑)


今日がその試練の月曜日でしたが、なんとか乗り切りまして

そんな夕刻はモンテカルロラリーを走破したような達成感があるのです。

お互いよく頑張った!とミニと健闘を讃えあって

なんとも安あがりな幸福感に満たされているわけですが

日々の生活も考え方一つで面白くなるもんです。


昨日は恒例の弾き語りナイトで石山に修行に行ってまして

僕はほぼ皆勤賞で参加していますが

毎回出演者が少しづつ違っていて

それでいて毎回刺激になる面白い夜。


今回は20代前半の若い子がいた。

しかも、ほとんどの人は目を合わせないようにするような

侍ならば目の前に来るものはすぐさま叩き斬るような

若さと抑えきれない衝動が溢れ出ている危なっかしい子もいた。

ちょっとややこしいかな、なんて思っていたけれど


弾き語りはめちゃくちゃカッコよかった。


歌う前にビール二杯をいっき飲みして

さらにウイスキーのロックもいっき飲みして

タバコふかして3回くらいで一気に吸い終わって

どうなることかと思ったけれど

汗だくになって全身全霊だった。

ギターにもポタポタ落ちていた。

マイクに齧り付くように歌うので

あの後はマイク臭いだろうな、、、あの後は嫌だな、、、とか思いながら


それでもカッコよかった。

体格のわりに小ぶりなギターを乱暴に弾いていたけれど


最高に鳴っていた

魂の叫びだった


ミニを4000回転くらい回した時と同じだった。


やっぱり

年の差なんて関係なくみんな一生懸命に生きている

不器用だけど自分に正直に純粋に音楽を愛している

そして

昨日は海外にも一緒に演奏に行ったギターのかけちゃんも

遊びに来るというスペシャルな日に。

そんなわけで急遽、僕の出番の時に入ってもらったけれど

やっぱりかけちゃんのギターはカッコよかった。

その若い侍も、かけちゃんのギターええなー!と言っていた。

いいものは伝わるのだ。

そこになんの障害もない。

そして僕の十八番の浅草キッドの時は真剣な眼差しで聴いて

客席で一緒に歌ってくれていた

若いのにどうして知ってるのかビックリだけれど

僕の歌はなんの小細工もないし精一杯歌うことしかできないけれど


ちゃんと伝わったんだと思う。


昨夜のことを思い返しながらミニから降りた昼下がり

大きくて真っ白な雲が見上げなくても目の前に広がり

木陰で涼んでいたら、なんとも懐かしい風が吹いた。

夏にはたまにそんな瞬間がある

そんな時は自然と子供の頃を思い出して

心が軽くなったように爽やかな気分になるのだ。



さて

夏の終わりのイベント案内です。

昨年参加してめちゃくちゃ楽しいイベントだったので超オススメです。

僕はユキナさんと岡中荘で15:00頃の出演ですが、1日楽しめるので

どこかで、少し心が軽くなる瞬間がきっとあるはずです。



マルス8

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