2018年10月9日火曜日

直感の若者たち。



ピーンときたもの

理屈抜きにこれは面白いと思えること


本能とも言うのか、自分の中のそういうものに

素直でいるべきだと考えている。


それでうまくいったと感じられたり、嫌な後味を残さないから。


だけど


失敗したと感じることもあるし、それが嫌な後味を残す時だってある


結局は

直感に従って行動してもしなくても、うまくいくし、失敗もする。


直感のスランプ、みたいなこともある。


裏目裏目にでるようなこと


それが続くと、自分の直感を疑うようになる。


慎重になり、考えて考えて、それでも失敗したりする

失敗しなくても、考えているうちに日が暮れて何もしないで終わったりする。


大怪我はしないけれど、それはそれで悶々としたものが残り

スッキリしないのでまた落ち込む


しかし


直感が外れるというのは、悪いことばかりではないと最近思う。


例えば

昨日はびわ湖におひとりさまキャンプに行ったのだけれど

行くまでは数日前からワクワクしていたのに

いざ当日になり、さあ出発という段階になって体が重くなってしまった。


今回のキャンプは二つの懸念材料があった。


一つ目は

日曜日で人が多そう。


人が多いところでのキャンプは苦手なのでいつも平日を狙っているけれど

この日を逃すとしばらく行けそうになかった。


二つ目は

雨上がりでぬかるんでそう。



出かける段階で、そういうネガティブなものが大きくなり


その前の日にした、掛けちゃんや志保さんとのレコーディングが面白かったので

その編集を早くすすめたい欲求が大きくなっていたのもある。


それであれこれ悩み、いざ出発したのだけれど

最初の目的地へ着くと(びわ湖にはいくつも泊まれる場所がある)


駐車場に車が停められないほどの賑わい

少し待つと空いたので、気乗りしないまま車を停めて

とりあえずどんな具合か散策してみることにした。


すると

若者の団体がいくつもあり


世の中にはこんなに若者がいたのか、、、!


と思ったほどである。


草も生い茂り、ここではとてもテントを張れないと断念


車に戻って考える。


もう日暮れも近くなってきたけれど

場所を移すか、ここまで準備したけど

やっぱり帰るか。


それで

もう一箇所だけ様子を見に行こうと車を走らせた。


そちらの方が人気のある場所なんだけど

着いてみると思ってたよりは人が少なそうだ。


草も刈られている


それでも車は満車に近く、平日の状況とのギャップには驚いた。


日もだいぶん傾いてきたし、キャンプするなら設営を急がないといけないけど


とりあえず散策、、、


すると


草はらには水溜りがあったり、良さそうな場所はすでにテントが張られていたり

しばらく歩いて回って、日も暮れるしやっぱり帰ろうかなと思い出した。


薄暗くなってきたそんな時


これからテントの設営場所を探すぞ、というような

沢山の荷物を持って歩いてくる二人の若者とすれ違った。


二人はとても楽しそうだった


初めて来たようでどこに設営するべきか、あちこち歩いている姿を見て


ああ


僕もキャンプをしようと思えた。


いざ決心すると、真っ暗になる前にテント張ったり、薪を割ったり、火を起こしたり

色々やることがあるので、考えてる暇もなく一心不乱になれるのです


そしてその時間が

思いの外、楽しかった。


不安やあれこれのネガティブなことが全部吹き飛んで

じっくりと楽しむことができました


キャンプで試したかったこと、前回ダッチオーブンでの燻製作りに失敗したので

そのリベンジ、全てがうまくいって、試しに買ったワインも美味しく


星がとても綺麗だった。


やはり家族連れや若者の団体ばかりなのは苦手だけれどちょっと寂しい。

でも

ひとりってやっぱり気軽だし、僕はボーッとできるソロキャンプが向いている

とあらためて気付いた。


そして今朝は、とても良い朝


そう


グッドモーニングです。





あれこれ悩み、それでいて失敗を恐れ、自分の直感を疑っていたけれど


こうやって良い方向に外れる、ということが最近多い。


本当にギリギリまで気乗りしなかったことでも

ほんの1秒で変わるのだ。


実は直感は鈍ってなくて、後から考えることが余計な脂肪になっているのかな


とにかく


はっきり結論は出ないけれど


なんとなく良い波が来てるようなので

なんとなくそれに乗ってみようかなと

なんとなくそう思っています。

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