2018年12月24日月曜日

ゆで卵は2つで。後編


少し時間が経ってしまいましたが後編です。




前編まだの方は↓
ゆで卵は2つで。前編






僕の目指す駅は有馬温泉のすぐ近く






まずは谷上へ向かう。


神戸出身の方にお話ししても、どこそれ?と言われるような

知らない人は知らない土地へ。





ガタゴト

ガタゴト


ほどなくして谷上に到着、神戸電鉄に乗り換え。









到着





花山駅


辛うじて花山が分かった人からは

「しかしなぜ花山へ?!」


と言われるような田舎でしたが、僕はなんだかとても好きな場所でした





駅前から高台の団地へ向かう「2本の筒」はエスカレーターだろうか?

写真では分かりにくいが結構な長さがあるので

階段だと、きっとあまり家に帰りたくなくなる

と、思う。


まさかプールのスライダーではあるまい


降りた先は幹線道路なので、お腹をすりむきます。


とか

考えながら徒歩で目的地に到着


バタバタして一切写真撮ってないけれど、無事にミッションクリア。


新しい出会いと新しい景色


僕が花山って良いところですね

と言うと

「え?何もないですよ、田舎ですよ」



その人は言った。


田舎だろうと都会だろうと、自分にしっくり来る「空気」というものがある


僕はそう思う。


とても清々しい気持ちで次の目的地へ


心斎橋のレッスンの際に僕が立ち寄る喫茶店「ダンケ」の

マスターが神戸在住なのだが

「花山行くなら有馬温泉にオススメのお店ありますよ」




ランチスポットを教えてくれた。


そんなわけで

花山駅から谷上へ戻り、乗り換えて有馬口へ

そこでさらに乗り換えて辿り着いた


実に久々の有馬温泉である




おお、、、


硫黄の香りに包まれるのは家族連れかカップルか中国人で


おっさん一人は僕くらいなもんでした。





路地がたまりませぬ





はぁーたまりませぬ、、、


が、、、


あってるのかこの道、、、、



とか不安になりかけた頃



何処からともなく声が、、、



「オッス!!!」



「こっちやで!!!」







こわ、、、


飛び出しオヤジ


つまりそれは



「ただの迷惑なオトナ」




ほどなくしてお店の看板を発見





絶品ハンバーガーのお店、FLOWERS。


しかし


道中の電車でちょっと気分が悪くなり


お店に着くなり吐きそう、、、と危険な状態で


ハ、、、ハンバーガーと、、、(おいおい、、、やめとけ、、、)


オ、、、オニオンリング(なぜ注文したー!!!)


肉汁たっぷりの海外とかで食べれる、ちゃんとしたハンバーガー


「お待ちどうさまー」


と運ばれてくるなり


気持ち悪さもピークに、、、


寒い日だったけれど外のテラス席に移動させてもらって

様子を見るもなかなか復活せず、、、


残した分をテイクアウトにしてもらって帰ってきました


あー、、、

アツアツを食べたかったなー


残念だったけど、まあとにかくこちらもミッションクリア。


帰りの電車も心配だったけれどなんとか最寄駅まで帰ってこれました


なんと

有馬温泉から2時間かからなかった


前に行った時は車だったけれど、電車でも近く感じました



さて


わざわざ花山まで行ってたのには、当然理由があったわけですが


新しい相棒が本日届きました


まさしくクリスマスプレゼント。



今年はあまり大きな動きのなかった僕ですが



来年はちょっと走り回ろうと思います。









真っ黒なので


「黒崎」という名前にしました。


おい!

黒崎!

しっかり頼むぜ!

黒崎!



(笑)





そしてそして

こちらは生徒さんからのプレゼント。

中身の赤いウクレレとツリーは自分で紙を切って作ってあり

開けてみるとメッセージまで。


こういうちょっとした一手間って嬉しい


チョッピリ太っているウクレレから人の温度を感じます。


今回


初めて行く土地で、少しだけいつもと違う時間を体験してきました


それは自分に目的があったからだけれど


実は僕にとって最も印象に残っていることは、今日届いた物ではなく


観てきた景色と吸い込んだ空気と

肌で感じた人の温度です。



やっぱり旅っていいもんです。


そして


その土地で何を食べるか


何を観るか


よりも


やっぱり僕は人が好きだなって思いました。


まだまだ色んな人に会ってみたい


そして

生活や暮らしの中に静かに流れるストーリーを読んでみたいんです


「あのね、、、」


「実はね、、、」


って

その人が大切に持っている小さな文庫本のような物語を。





※今年最後の投稿を12/30にします。

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